女性職員は胸やお尻を触られても訴えられないのか? 介護現場のセクハラを許すな!!

男性職員から高齢者の利用者さんに対してセクハラがニュースで取り上げられることはあっても、
利用者さんから職員へのセクハラがニュースになることは殆どありません。

何故でしょうか?

介護職員がしっかりと対応していないからでしょうか?

「利用者さんが間違えて触れてしまったのを取り立てて大きく騒ぎ立てているだけ」
とでもいうつもりでしょうか?

https://twitter.com/chomo773/status/1251006519681769472

介護職は利用者さんが転倒しないように歩行介助を行ったり、
ベッドから車椅子への移乗介助を行ったりするため、
利用者さんに接触しなくてはいけない仕事です。

利用者さんか職員がバランスを崩して、
ふいに利用者さんが職員に触れてしまうことはあるでしょう。

しかしそれは偶然の出来事であって、
日常的に女性職員に手が出しておいて「セクハラではない」は通じません。

「ちょっとくらいいいじゃないか」とか
「君を女と思っていないから大丈夫」とか
「たまたまだよ」と言った職員を馬鹿にした発言をしておいて、
それ以降も女性職員から介助を受けられると思ったら大きな間違いです。

利用者さんが何と言おうと、
職員がセクハラだと思ったらそれはセクハラとなります。

それはパワハラやマタハラと同じ理屈です。

あくまで被害者側がどう感じるかが大切です。

その上で、
職場としてその利用者さんにどう対応するかを話し合う必要があるでしょう。

①セクハラする理由は何か?
②セクハラへの対処法
③セクハラへの切り返しでリハビリを促す?

①セクハラする理由は何か?

利用者さんのご自宅に行って利用者さんと一対一になる訪問介護はもちろん、
施設での排泄介助や入浴介助においても、
一対一になる場面で利用者さんから
「今夜は一緒に、ん? 寝ていいよ?」
などセクハラ発言や、
胸やお尻を触られた、
アダルトビデオをこれみよがしに再生されたなどありますが、
セクハラを行う利用者さんが寂しさから誰かと触れ合いたいとしても、
セクハラ行為の強要を職員にするのは話が違います。

利用者さんがご自身のお金で該当サービスを利用しにお店に行くとか、
自分の範疇で処理するならば職員は文句をいうべきではないですが、
職員に欲求を向けるとなると対策を考えなくてはいけません。

初老期に発症する前頭側頭型認知症で、
万引き、不精な生活、自分勝手、わがまま、性的行動の抑制ができないなど、
今までの性格からは信じられないような人格変化が見られることがあるそうですが、
だからセクハラは仕方のないことだと受け入れていいはずがありません。

②セクハラへの対処法

一対一で密室となるからセクハラしてしまうのであれば、
二人対応をすれば解決するかもしれません。

これは人員に余裕がある場合にしかできない対応ですので、
実際は男性職員のみの対応にするのが現実的でしょう。

セクハラを職員が感じたらまずはその場を離れて上長に報告し、
対策を話し合いましょう。

その場に他スタッフがいれば、
そのスタッフと話し合ってケアの時間をずらすか、
他スタッフに変わってもらうか検討しましょう。

セクハラで有名な利用者さんであれば、
事前に何の説明や注意もなく介助に入らせるなどありえませんが、
初めてそういったセクハラに遭ったとして、
利用者さんから
「冗談だよ冗談。ごめんごめん」
などと返されてなかったことにされたとしても、
他スタッフや上長への報告は必ず行いましょう。

その利用者さんが本当に悪いと思ってない可能性が高いからです。

ミーティングをしてその後の利用者さんへの対応方法は早急に決めるべきでしょうし、
今後も女性職員に被害をさせるべきではありません。

施設一丸となってセクハラをなくすよう努力しなくては、
職場の空気が悪くなって最悪、
職員が鬱になって退職することもありえます。

セクハラをスキンシップと勘違いしている利用者さん、責任者がいたとしたら、
断固として許さない態度で職員同士が団結して取り組まなくてはいけません。

管理者が動いてくれないのであれば、
その上のエリアマネージャーや、
困難事例を取り扱っている部署に連絡することも検討しましょう。

③セクハラへの切り返しでリハビリを促す?

セクハラする利用者さんの心理を利用して、
リハビリを促す介護職員が巷にはいるそうです。

介護職員が利用者さんのリハビリを促すのは、
利用者さんのADL向上を目指す観点では間違っていませんが、
しかし利用者さんのセクハラを是認、利用してADLを向上させようとするのは、
利用者さんの職員に対しての認識を誤ったままにしていることになるので、
利用者さんは今後も、
女性職員に対してセクハラ発言をしても構わないと思う事でしょう。

今後、
新人の女性職員が来ても当然のようにセクハラ発言をしかねないこういった対応は、
手段として間違っています。

「胸触らせて」本当にあった介護セクハラ、美人介護士の“神対応”にSHELLYも驚き

上記のアイドルをしつつ介護職もしている上条百里奈さんの例でも、
利用者さんが真剣に「どうしても胸が触りたい」と言ったから、
「左手(麻痺している方)ならいいですよ~」と答えたら、
今まで全然リハビリしなかった方が一生懸命リハビリしだしたというエピソードを話していますが、
仮に利用者さんのリハビリがうまく行って左手が動かせるようになったら、
利用者さんの願いをかなえるのでしょうか?

それともぜったいに麻痺した左手が動かせるようにはならないと踏んだから、
そういった約束をしたのでしょうか?

「胸を触りたい、そんなことで『明日も生きたい!』と思ってくれたらそれで充分」

とほがらかに話しているようですが、
言っている内容はとても残酷です。

『“欲望とは立派な生きる原動力”であるということを
身を持って知っている介護福祉士のかわし方は、
さすがプロ級だ。
上条さんの神対応にSHELLYは
「夜のお姉さんじゃないけど、お酒の席みたいな、
かわし方を身につけていくんですね!」とコメント。
上条さんは
「銀座ホステスのクラブのママのブログを熟読し、
おしゃれなかわした方や粋なかわし方を勉強した」という。』

利用者さんの間違いを正さないで助長しておいて、
プロ級とはよくも言ったものです。

いかがだったでしょうか。

セクハラを防ぐためには職員全員で取り組むというチームプレイが必要であり、
管理者の理解が不可欠です。

利用者さんにとって「つい魔が差した」ことでも、
職員がそれを受け入れる器を持つ必要性はありません。

セクハラをしてしまう利用者さんには毅然とした対応をしましょう。

頑張りましょう(^^♪