副業をしたい介護職が考えるべきメリット、デメリット【専門性を高めるには】

私が副業をしたいと思った理由は、
無駄な浪費が増えてきた中で、
自分の稼げる額を増やしたいと思ったのが率直な動機です。

出費を抑えるのももちろん大切ですが、
それだけでなく収入を増やすことを目指そうと思ったためです。

転職はハードルが高かったため副業をしようとしたのですが、
当時働いていた会社は
「副業を認める」
と労働組合との話し合いで譲歩したものの、
実質的に副業を認めているとはとても言えない条件を提示していました。

隠れて副業をするという選択肢もありましたが、
私は転職することにしました。

これからの時代、
一つの仕事だけで稼げる人は相当な実力、
評価を受けていて世間的なニーズが高い上に、
サービスの価格をこちらで決められることが重要になりますが、
介護職は介護保険の枠組みで働いている時点で稼げる限度は限られています。

夜勤専従で働くことで一定額稼げますが、
夜勤が出来ない人となると転職するか副業をするしかないでしょう。

自営業、フリーランスで稼いでいくプランがあるならば話は別ですが、
いきなりフリーランスを始めるのは敷居が高いとなると、
転職か副業が選択肢に上るわけですが、
今働いている職場は副業を認めているでしょうか?

認めているとして条件はありますか?

参考までに、
私が前の会社で副業をするとしたらしなくてはいけない条件を紹介します。

1.本業の業務に影響を与えない事。
副業があることで本業の業務が遅れるとか欠勤をするといった本業に影響を与える行為を認めません。
2.副業をどこで行っているか、
会社名、連絡先、住所、勤務時間など詳細を申告すること。
3.副業出来る期限を数か月とすること。

最大の問題は、
期限が定められている事でした。

これでは副業するとしても数か月で辞めなくてはいけません。

これで副業を認めたことになるのでしょうか? 

ここまで情報を提供した上、
さらに期限まで決められるなど、
認めたとはとても言えません。

もし副業をするのであれば、
今働いている職場が副業を認めているのか、
認めているとしても条件を定めているのかを確認しましょう。

副業をすることによって収益が発生すると税務署から本業の会社に書類が届くこともあるため、
会社と余計な軋轢を生まないためには正規の承認が必要であり、
副業を認めていると明言している会社で働くことが理想です。

先日、副業を提案する記事を書いたところ、

「なぜ本業で生計を立てようとしない?
そんなんだからダメなんだ。
そんな考えだから介護の専門性は上がらない。
介護の本質を理解して、
制度を理解して駆使すれば専門性が生まれ、
オンリーワンな存在として収入が確保できる。
頭一つ抜き出ることでプライドも収入も維持できる。
本業にしっかりとコミットすることが大事だ」

という意見を頂いたので、
副業のメリット、デメリットを整理することで、
副業をすると介護の専門性が上がらないのか考えていきたいと思います。

【副業のメリット】
①収入が増える
②経験、知識が習得できる
 1.福祉系の仕事を選ぶ場合
 2.異業種を選ぶ場合
【副業のデメリット】

【副業のメリット】

①収入が増える

お金を今まで以上に稼ぎたいから副業を始めたいと思う人が大半でしょう。

副業にも色々とあり、株式投資、FX、不動産投資、といった投資から、
プログラミング、ライティング、コンテンツ販売、
転売、せどり、アフィリエイトだけでなく、
本業と同じ職種で副業をすることもできます。

週に40時間未満の労働時間であれば労働法上問題ないため、
派遣で働いている人であればさらに働くことができます。

介護の仕事を副業に選ぶとして、
介護保険の枠組みで働く時点で収入には限界があるため、
狙うなら保険外サービスができる現場を探しましょう。

時給が高い所を沢山受け持つことで、
高収入を得ることができるようになります。

先方から、利用者さんから信頼を得られれば、
安定した収入となります。

②経験、知識が習得できる

副業で福祉系の仕事を選ぶ場合と、
異業種を選ぶ場合の二つのケースで考えていきましょう。

1.福祉系の仕事を選ぶ場合

今まで介護の仕事をしてきて、
自分がベストのパフォーマンスを出してきたでしょうか。

こうするべきだと分かっていながらも怠けていたりしませんでしたか?

時間に追われてついつい流してしまったりしませんでしたか?

今までの現場では流されてきたことが、
新しい現場では人間関係も一新されることによって、
他人との慣れ合いが一切なくなります。

利用者さんも全員初めましてから始まりますので、
自分が最大限の誠意でもって対応しなくては、
利用者さんの態度も段々と硬化していくでしょう。

今まで適当に仕事をしてきたのなら尚更、
新しい現場で信頼を得にくい事でしょう。

そしてそうなるように適当に仕事をしてきたのなら、
新しい現場で働くことでそれを改善することができます。

人間関係を一から作るのは大変ですが、
大変だからこそ自分が成長する余地が生まれます。

長年同じところで働いているから分かることもあるでしょうが、
新しい事に挑戦する人にもまた、
新しいエネルギーが必要ですから、
積極的にかかわって学んでいきましょう。

その中で、
自分に足りない知識や経験を吸収していくことができます。

これらは新しい現場で働くことで得られる気づきです。

同じ現場でいたら慣れやなあなあによって、
自らを律することができていなかったはずです。

自分に厳しくできない人こそ、
副業を始めるべきでしょう。

2.異業種を選ぶ場合

今まで働いてきた業界とまったく関係のない仕事を始めることで、
スキルが急上昇するという話を聞いたことはありませんか?

たとえば販売の仕事を副業として始めたとしたら、
それは介護の仕事とはまったく関係がないから介護で役立つ技術、知識は身につかないでしょうか?

販売であれば対人関係のスキルが重要ですから、
お客様に対する接遇の方法を身に付けることができるでしょうし、
言葉遣い一つとっても学べることが多くあるはずです。

では技術系の副業であればどうでしょうか?

データ分析やプログラミングであれば介護とはまったく関係がないから、
介護の仕事に繋げられることはないでしょうか? 

プログラミングだと技術職ですから対人での要件を確認したり、
詳細設計を確認したりすることでコミュニケーション能力、
情報を整理してミッションを達成することが求められます。

しかも期限が決められた中で仕事を終わらせなくてはいけないため、
プレッシャーの中仕事を行うことでプロ意識もはぐくまれることでしょう。

今まで介護の現場で出会った人たちとは違った考え方を持つ人たちとの仕事によって、
自分が出来てきたこと、足りない事がより明確になるのではないでしょうか。

異業種では介護の専門性が高まらないと考えるのではなく、
異業種だからこそ新たな視点が身に付けられるかもと発想を転換させて、
自ら情報を摂取していくことで気づきは増えていくはずです。

介護業界では思いもしない発想が異業種で思いつくこともあるかと思います。

それこそが貴重な財産となります。

【副業のデメリット】

副業は自分の体力、精神力と相談しながら行いましょう。
いきなり全ての休日を使って始めたら精神的にもそうですが、
肉体的にも疲れ果ててしまいます。
最初はある程度の余裕を持って行うのがいいと思います。
慣れてきたら徐々に負荷を高くすることで、
スキルや知識が増えていくはずです。
徹底した自己管理が求められますが、
行動することでお金が稼げるようになり、
さらに信頼も得られるようになりますから、
それら行動が次につながります。
無理はしないで副業を続けるのが良いと思います。

副業のメリット、デメリットを並べさせていただきましたが、
介護の専門性を上げるために本業で出来ることは存分に行うことが大事です。

自分の経験値や知識を高めるためにも、
今の現場でできることは全てやってしまうくらいの意気込みが大切です。

副業を行うことでさらに多面的に見られるようになりますので、
今の現場でしっかりと働いていきながら、
今の現場の問題点を改善していきましょう。

頑張りましょう(^^♪